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早稲田大学教育学部地球科学専修 | ||||
| Department of Earth Sciences, School of Education, Waseda University (English) | |||||
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概要 |
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地球が生まれて46億年,これを1年の暦にたとえてみると,人類が出現したのは大晦日の日暮れ頃です.そして産業革命以降の人類活動は、わずか1秒余りに相当する短い期間でありながら,地球環境問題という深刻な課題を生み出しました.しかし改めて考えてみると,社会が本当に問題視しているものは何なのでしょうか?地球の歴史を研究すると,例えば,20億年前から7億年前は長期間にわたって超温暖化の時代が存在していたことがわかります.これに対し,現在私たちが直面している温暖化は何が異なるのでしょうか?地球にとって何を課題にするべきかを見極め,その解決に向けて取り組むためには,まず地球そのものを理解することから始まります.その基盤を支えているのが地球科学なのです. |
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1964年(昭和39年)の創設以来,地学専修(当時)では地質学・岩石学・鉱物学などの固体地球科学を中心としたカリキュラムで教育・研究が行われています.また教育学部創立50周年に当たる1999年4月より,地学専修から地球科学専修に改称し,随時カリキュラムの改革を推進しています.大学院については,本専修の学生には理工学術院創造理工学研究科の地球・環境資源理工学専攻への進学経路が整備されており,そこでのさらなる教育と研究活動を通して専門性を高めることができます. |
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本専修の専任スタッフは,地質学,堆積学,古生物学,構造地質学,岩石学,火山学,鉱物学,地球化学,衛星観測学など,地球物質を対象とした多岐にわたる分野を専門としており,学部生・大学院生の教育・研究指導にあたると同時に,関連学会においても活躍しています.学部4年次および創造理工学研究科の大学院生は,これらの教員のもとで直接指導を受けて研究活動を行い,毎年多くの成果を挙げています.また,関連学会から表彰された卒業生も少なくありません.教員と学生の関係はきわめて緊密であり,活気あふれる家族的な専修です. |
地球科学専修の特色 |
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1.地球科学の基礎理論,各分野の理論と実践,分析技術の習得,論理的思考を養う演習など,充実したカリキュラム構成. 2.卒業発表審査会などを含む卒業研究(全員必修).3年生からは研究室に所属して,本格的に研究をスタート. 3.充実した野外実習. 4.早稲田大学大学院進学によるさらに高度な研究活動. 5.豊富な卒業生に支えられた地球科学業界社会との強い連携. |
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